二人暮らし 水道光熱費 平均はいくら?【2025年最新の内訳】
費目別の内訳(2025年家計調査・2人世帯)
| 費目 | 月平均 | 構成比 | 年換算 |
|---|---|---|---|
| 電気代 | 12,144円 | 53.5% | 145,728円 |
| ガス代 | 4,663円 | 20.6% | 55,956円 |
| 他の光熱(灯油等) | 1,662円 | 7.3% | 19,944円 |
| 上下水道料 | 4,221円 | 18.6% | 50,652円 |
| 合計 | 22,690円 | 100% | 272,280円 |
出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)」2025年(新電力ネットによる世帯人員別集計)
この平均値を「そのまま」使ってはいけない理由
全国平均22,690円→わが家の適正額に直す5ステップ補正表

5ステップ補正表
| 補正要因 | 基準値 | 補正係数・加減額 | 補正後の月額 | 根拠データ |
|---|---|---|---|---|
| ①地域補正(電気) | 全国二人暮らし 12,144円 | 北陸×1.22/九州×0.88/福井×1.38/兵庫×0.72 | 記入欄 | 新電力ネット(家計調査 2025年7月〜2026年6月) |
| ②季節補正(電気) | 直近12か月平均 | 冬(12〜2月)×1.04/夏(6〜8月)×0.87 | 記入欄 | 同上(冬12,680円/夏10,591円) |
| ③ガス種別補正 | 都市ガス 4,663円 | LPガスなら+約4,574円/月 | 記入欄 | 石油情報センター(LPガス10m³=9,237円、2026年2月末) |
| ④補助・減免補正 | ー | 2026年8月:電気−1,170円/都市ガス−540円/東京都は水道−約1,287円 | 記入欄 | 経済産業省2026年6月12日発表/東京都2026年5月15日発表 |
| ⑤請求方式補正 | 上下水道 4,221円 | 定額・親メーターなら比較不可(定額額をそのまま記入) | 記入欄 | ー |
| 補正後合計 | ー | ー | =わが家の適正額 | ー |
各補正の使い方
補正係数は全国平均値どうしの比から算出した目安です。住宅の断熱性能、家電の年式、在宅時間によって実額はさらに変動します。補正後の額はあくまで「判定の目安」としてお使いください。
光熱費水道代の平均は二人暮らしでどう分かれる?費目別の構造
電気代(12,144円):基本料金+従量料金+再エネ賦課金
ガス代(4,663円):都市ガスかLPガスかで実額が変わる
上下水道料(4,221円):2か月検針と請求方式の確認が先
他の光熱(1,662円):灯油中心で寒冷地に偏る
同棲すると光熱費はいくら浮くのか【実額計算】
計算式と結果
費目別に分解すると
| 費目 | ①単身1人分 | ②単身2人分(①×2) | ③二人世帯実績 | ④削減額(②−③) |
|---|---|---|---|---|
| 電気代 | 7,337円 | 14,674円 | 12,144円 | 2,530円 |
| ガス代 | 2,999円 | 5,998円 | 4,663円 | 1,335円 |
| 上下水道料 | 2,136円 | 4,272円 | 4,221円 | 51円 |
| 合計(他の光熱含む) | 13,333円 | 26,666円 | 22,690円 | 3,976円 |
出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)」2025年の単身世帯・二人世帯の値をもとに算出(②は①の単純2倍、④は筆者計算)
この数字が意味すること
この試算は全国平均どうしを組み合わせたものです。単身世帯の平均には学生から高齢単身まで幅広い層が含まれ、二人世帯には夫婦のみ世帯だけでなく親子2人世帯なども含まれます。属性を揃えた比較ではないため、「同棲すれば必ず月3,976円浮く」という保証ではありません。比較年を混ぜないよう、いずれも2025年の値で統一しています。
わが家はどこを削るべきか【4分岐フローチャート】
Q1:ガスはLPガス(プロパン)ですか?
Q2:電気の月使用量は350kWhを超えていますか?
Q3:水道は各戸検針(水道局から直接請求)ですか?
Q4:お住まいの自治体は2026年の値上げ対象、または東京都の無償化対象ですか?
無償化の対象は水道の基本料金のみで、下水道料金は通常どおり請求されます。「水道代が無料になる」わけではありません。適用条件や期間の最新情報は東京都水道局の公式サイトでご確認ください。
二人暮らし 水道光熱費 平均は東京だとどうなる?
東京都の水道使用量と減額
電気代の地域差の中での東京の位置
東京で物件を選ぶ段階のチェック
- ガスは都市ガスかLPガスか — 物件情報の「ガス」欄で確認できます。月4,000〜5,000円の差になり得るため、家賃が数千円安くてもガス代で相殺される可能性があります
- 水道は各戸検針か、定額制・親メーターか — 定額制なら節水しても支出は変わりません。管理会社に契約形態を確認してください
- 給湯器・エアコンの機種と年式 — 古い機種は消費エネルギーが大きくなりがちですが、賃貸では入居者が交換できません
水道料金は今後どうなる?【2026年の値上げと将来推計】
2026年の主な改定率
| 事業者・自治体 | 改定率 |
|---|---|
| 千葉県営水道 | 平均 +18.6% |
| 神奈川県営水道 | 平均 約+22% |
| 宇都宮市 | +28.6% |
| 松本市 | +20.11% |
| 刈谷市 | 約+30% |
出典:マイナビニュース(2026年6月17日)/水道手続き受付センター調査
2046年度までの将来推計
上記はあくまで将来推計であり、確定した金額ではありません。実際の改定幅や時期は各水道事業者の判断によります。お住まいの地域の改定情報は、自治体の水道局公式サイトで最新情報をご確認ください。
見直しの手順とチェックリスト
ステップ1:現状を数値で把握する(所要30分)
- 直近12か月分の検針票または明細を集める(電気・ガス・水道)
- 電気は「契約アンペア(またはkVA)」「料金プラン名」「月別使用量kWh」を記録する
- ガスは「都市ガスかLPガスか」「基本料金」「従量単価」「設備費用の記載有無」を確認する
- 水道は「口径」「2か月あたりの使用量m³」「各戸検針か定額・親メーターか」を確認する
- 前述の5ステップ補正表に記入し、補正後の適正額と請求額を突き合わせる
ステップ2:契約条件を見直す(所要1〜2時間)
- LPガスなら、地域の適正価格と自宅の従量単価を比較し、三部料金制の内訳開示を求める
- 電気・ガスの料金プランを比較し、使用量帯に合ったプランを選ぶ
- 契約アンペアが生活実態に対して過大でないか判定する(同時使用家電のアンペア合計で確認)
- 集合住宅で親メーター方式なら、管理会社に契約形態と徴収根拠を確認する
- 東京都在住なら、水道基本料金無償化の適用状況を検針票で確認する
ステップ3:使用量を減らす(継続)
- エアコンの設定温度と運転時間を見直す(冬の電気代がピークになるため優先度が高い)
- 給湯温度を下げる、追い焚き回数を減らす(ガス代の主因は給湯)
- シャワー時間の短縮、節水シャワーヘッドの導入を検討する(値上げ地域では回収年数を計算してから)
見直しチェックリスト
| 確認項目 | 確認先 | 変更可否 | 想定効果の目安 |
|---|---|---|---|
| ガス種別(都市/LP) | 物件情報・検針票 | 賃貸は原則不可 | 月4,000〜5,000円の差 |
| LPガスの従量単価 | 検針票 | 交渉余地あり(賃貸は要相談) | 年最大約39,540円(東京都の例) |
| 三部料金制の内訳 | ガス会社 | 開示請求可 | 設備費上乗せ分の是正 |
| 電気の月使用量 | 検針票 | 生活改善で変更可 | 使用量に比例 |
| 電気料金プラン | 電力会社サイト | 入居者が変更可 | 使用量帯により変動 |
| 水道の請求方式 | 管理会社・賃貸借契約書 | 建物単位の判断 | 定額なら削減余地なし |
| 補助・減免の適用 | 検針票・各制度の公式サイト | 多くは申請不要 | 2026年8月で電気1,170円等 |
電力・ガス会社の切り替えは、解約金や最低契約期間が設定されている場合があります。また燃料費調整額の上限設定の有無によって、燃料価格が高騰した局面では切り替え後のほうが高くなるケースも過去に生じています。切り替え前に契約条件を必ずご確認ください。効果は使用量や契約内容によって変わるため、一律の削減額をお約束するものではありません。
よくある質問
光熱費水道代の平均は二人暮らしで月いくらですか?
水道光熱費 平均は二人暮らしでどのくらいなら「高い」と判断すべきですか?
二人暮らし 水道光熱費 平均は東京だと安いのでしょうか?
同棲すると水道光熱費はいくら浮きますか?
賃貸で水道代が定額なのですが、節水する意味はありますか?
2026年に使える水道光熱費の支援制度はありますか?
LPガスの料金は交渉できますか?
まとめ
本記事の金額はいずれも公表統計・公式発表に基づく試算であり、実際の請求額は契約内容・使用量・居住地域・時期によって異なります。料金単価や補助制度の内容は変更される場合があるため、契約変更や設備更新を検討される際は、各電力・ガス会社、お住まいの自治体の水道局、各制度の公式サイトで最新情報をご確認ください。個別の家計状況に応じた判断が必要な場合は、ファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談ください。




